■ 変わった価値観
前回の記事で書いた通り、考え方がガラッと変わったことで、
「まずは家計から見直そう」と思えるようになりました。
そこから具体的に手を付けたのが、固定費の見直しでした。
■ 見直し前の家計の状況
家計簿はつけていたものの、ただ数字を並べていただけで何も変えられていませんでした。
無駄に支払っていたものが多く、「とりあえず続けていた保険」や「いつの間にか入っていたサブスク」も…。
見直し前の月の支出表はこちらです。
支出項目 | 月額(目安) | 備考 |
---|---|---|
ローン | 151,000円 | 返済中、残債2,000万円 |
保険 | 27,000円 | 医療・生命保険など(見直し前) |
スマホ通信費 | 15,000円 | キャリア契約(見直し前) |
サブスク類 | 5,800円 | マンガ・ポイントアプリなど |
変動費(食費・日用品など) | 94,000円 | 無駄買いやお菓子も多かった |
養育費 | 30,000円 | ― |
新NISA | 30,000円 | 積立中(見直し前) |
合計:約352,800円/月
…よくこの支出で数年間耐えてたなぁ💧
そりゃ借金も増えるよね…。
■ 見直した内容
まずは効果が大きな「固定費」の見直しを実施しました。
見直した内容は以下の通りです。
項目 | 内容 | 削減額(月) |
---|---|---|
保険 | 不要な保険を解約 | 12,000円 |
スマホ | au → UQモバイルへ変更 | 約6,000円 |
NISA | 積立中止(現金優先) | 約30,000円 |
サブスク | 読まないマンガ等を解約 | 約1,100円 |
合計:49,100円/月(年間 約59万円)
月々の金額も驚きですが、年間にするとさらにインパクトがあります。
サブスクって1つ1つは数百円〜千円程度でも、積み重なるとバカにできない額になりますね。
■ 見直して気づいたこと・効果
以前は「何から手をつけていいかわからない」状態でしたが、
今は「順番を決めて行動できる」ようになったことで、不安がだいぶ減りました。
さらにこんな効果も感じています:
- 今必要なものにお金を使えているという納得感
- どこに何を使っているか“見える化”できている安心感
- 具体的に削減できた金額が見えた達成感
こうした感覚が、自分の中で「成功体験」となり、
「次はここ見直せないかな?」と、次の行動にも自然と意欲が湧いてきました。
■ 家計改善のコツは「順番と見える化」
家計改善といえば「まずは食費削減!」と思われがちですが、実はそれ、ちょっと遠回りかもしれません。
私が実感した家計改善のコツは、「順番」と「見える化」でした。
特に固定費は、一度見直すのに少し手間がかかる部分です。
保険の解約もスマホキャリアの変更も、「相手がいる」「連絡が必要」「手続きが面倒」と、腰が重くなるのも無理はありません。
でも実際にやってみると、その手間に見合ったリターンは想像以上でした。
私の場合は、保険・スマホ・サブスクなどを見直すだけで、月に約5万円近い改善につながりました。
しかもこれは、見直したあとは自動的に効果が続く“仕組み化”された改善です。
一方で、食費や光熱費といった変動費は努力が必要な割に、思ったほど効果が出にくいことも実感しました。
最近はインフレや値上げの影響もあり、買い物の工夫だけではなかなか支出が減りません。
だからこそ、「まずは削りやすくて効果が持続する固定費から手をつける」こと。
そして、「今どこにどれだけ使っているかを見えるようにする」こと。
この2つが、家計改善の最初の一歩としては最適だったと思います。
今振り返ると、ただただ支出を家計簿に書き込んでいた時間も無駄ではなかったかもしれません。
支出はほぼ把握できていたので、道筋が決まった時には早く動けました。
■ まとめ・今後に向けて
これでようやく“家計の土台”が整ってきた実感があります。
ただこれはまだ“スタート地点”。本当の意味での改善は、ここからの積み重ねだと思っています。
今後取り組んでいく内容としては…
- 固定費:インターネット回線の見直し、リボ払いの繰上げ返済
- 変動費:食費・日用品のコントロール
- 収入面:副業へのチャレンジ
自分自身の生活をコントロールできるようになっていく過程を、これからもこのブログで共有していきます!
…そして次回は、
「節約してるのにうまくいかない」と悩んでいた私が、あえてやめた節約についてお話しします。
もしかすると、あなたにも当てはまるかもしれません。
ここまで読んでくださってありがとうございました! 続きは 5月12日(月)の夜に公開予定! 次回もゆるっとお付き合いいただけたらうれしいです。
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