こんにちは、アラフィフおっさん【ヒデ】です。
「アドセンスの審査に落ちた」と聞いて、原因は何だと思いますか?
- 記事数が足りない
- PVが少ない
- 体験談ばかりで内容が薄い
私も正直、その程度の認識しかありませんでした。
——そう、5回落ちるまでは。
10記事のときにGoogle AdSense(アドセンス)へ申請して不合格。50記事に増やして不合格。75記事、86記事と積み上げて、それでも不合格。1年かけて記事を6倍近くまで増やしましたが、返ってきた通知は5回とも同じ一文でした。
「有用性の低いコンテンツ」
この記事では、5回の申請と否認の記録、そして「記事を増やす」以外の場所を疑うまでの過程をまとめています。読むことで、同じ通知を受け取ったときに、記事を書き直す前に確認しておきたい場所がわかるはずです。
ただし、先にお伝えしておきます。6回目で合格した報告ではありません。まだ受かっていません。
結論を先に言うと——記事を増やす前に、自分のブログにある「記事以外のページ」を数えてみてください。タグ、カテゴリー、月別アーカイブ。私の場合、記事89本に対してタグが202個ありました。
5回の申請と、5回とも同じ通知
まず記録から。

| 回 | 時期 | 記事数 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 2025年6月 | 10〜15記事 | 有用性の低いコンテンツ |
| 2回目 | 2025年10月 | 50記事 | 有用性の低いコンテンツ |
| 3回目 | 2025年12月ごろ | 約75記事 | 有用性の低いコンテンツ |
| 4回目 | 2025年末〜年明け | — | 有用性の低いコンテンツ |
| 5回目 | 2026年7月1日 | 86記事 | 有用性の低いコンテンツ |
記事数だけが増えて、右端の列が一度も変わっていません。
実際の画面はこれです

AdSenseの管理画面には、こう表示されます。
ポリシー違反が見つかりました 有用性の低いコンテンツ
そして「お客様のサイトは、弊社の定めるサイト運営者ネットワークのご利用要件を満たしていない」と書かれ、参考リンクが4つ並びます。
- コンテンツの最小要件
- 独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供する
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン
正直に言うと、私は5回目まで、このリンクをちゃんと読んでいませんでした。
3回目あたりまでは「記事が足りないんだろう」と思っていました。検索すると「30記事以上」「50記事は欲しい」といった目安がたくさん出てきますし、素直にそれを信じて書き続けました。
でも、50記事を超えても、75記事を超えても、86記事になっても、通知の文面は1文字も変わりませんでした。
「記事を増やせば受かる」を4回試した
最初の申請は、ブログを始めて1ヶ月ちょっと、10〜15記事のときでした。
結果は不合格。記事数が少ない自覚はあったので、「年内に50記事書いて再申請しよう」と目標を立てました。
そして50記事を達成した2回目。このときは本気で受かると思っていました。記事も増えたし、リライトも進めたし、書く力も上がった実感があったので。
結果は同じ通知でした。
3回目、4回目も同じです。記事を書き、リライトし、申請し、同じ文面を受け取る。この繰り返しを1年近く続けました。
PVが少ないからでは?とも考えました
当時のPVは、月に数十程度。「読まれていないから価値が低いと判断されているのでは」と疑ったこともあります。
ただ、通知にPVの話は一切書かれていませんし、Googleも審査の基準としてPV数を公表していません。少なくとも私の場合、PVが伸びた時期があっても結果は変わりませんでした。
やったこと、そして効かなかったこと
記事数以外にも、審査対策として言われていることはひと通りやりました。
- お問い合わせページ・プライバシーポリシーの整備
- 免責事項の追記と運営者プロフィールの充実
- タイトルとメタディスクリプションの見直し
- カテゴリーの再編成
- アイキャッチ画像の統一
- 過去記事のリライト
- noteでの外部導線づくり
どれも「やって損はない」ことばかりです。実際、記事は読みやすくなりましたし、リライトを通じて書き方も変わりました。
ただ——どれも「有用性が低い」という指摘に直接答えるものではありませんでした。
規約ページを整えても、記事の見た目を揃えても、Googleが問題にしている「有用性」がどこを指しているのかは分からないままだったんです。
5回目の前に、疑う場所を変えた
転機は2026年5月末でした。
Google Search Console(サーチコンソール)を開いて、自分のブログのページがどう扱われているかを初めて真面目に見たんです。そこで「クロール済み – インデックス未登録」という項目に、大量のURLが入っていることに気づきました。
Googleがクロールした(=見に来た)けれど、検索結果には登録しなかったページ、という意味です。
中身を1件ずつ確認して、驚きました。その多くが、記事ではなかったんです。
そこで、サイトにあるページを数えてみました。

記事 89本
────────────────────────
タグ 202個
月別アーカイブ 12個
カテゴリー 8個
ページ送り 9ページ
著者ページ 1個
────────────────────────
記事以外 合計 232枚
記事の2.6倍でした。
しかもタグの中身を見ると、202個のうち130個が「記事1本だけ」、26個は記事が1本も紐づいていない空のページ。つまり「記事1本のタイトルだけが載っているページ」や「何も載っていないページ」が、150枚以上サイトに存在していたことになります。
中には、こんなものまでありました。
タグ:#食費見直し #家計再生 #節約生活 #一人暮らし #マネーフォワードME
タグ欄に5個まとめて貼り付けてしまったものが、そのまま1個のタグとして登録されていたんです。当然、記事は1本も紐づいていません。こういうページが26枚ありました。
ここからは推測です
はっきり書いておきます。Googleは否認の具体的な理由を教えてくれません。だからここから先は私の推測です。
ただ、サーチコンソールを見る限り、Googleは私のブログを見に来て、その多くを「登録しない」と判断していました。そして登録されなかったページの大半が、記事ではなくタグやアーカイブでした。
料理は作っているのに、店内に空き箱が散らかっている状態。Googleがサイト全体を見ているのだとしたら、記事だけを直しても評価が変わらなかったのは、そういうことかもしれません。
同じ見方をしている人は、私だけではないようです。AdSense審査を専門に扱っている解説サイトでも、タグページやカテゴリーページに記事が1本しかない状態は「コンテンツの最小要件」に引っかかる可能性があると指摘されています。私のブログでは、そのタグが130個ありました。
また、記事を追加もリライトもせず、逆に記事を非表示にすることで審査に通ったという報告も見かけます。断定はできませんが、「増やす」以外の方向を試している人は他にもいる、ということです。
確認のしかた
同じことは誰でも確認できます。

- Google Search Console を開く
- 左メニューの「ページ」をクリック
- 「ページがインデックスに登録されなかった理由」から「クロール済み – インデックス未登録」を開く
- 出てきたURLの一覧を上から見ていく
記事以外のURLがずらっと並んでいたら、私と同じ状態です。
WordPressの管理画面なら、もっと簡単に確認できます。投稿 → タグを開いて、右上に出る「◯個の項目」を見るだけ。ここが記事数を大きく超えていたら、一度整理を検討する価値があります。
なお、Cocoonをお使いなら、Cocoon設定 → インデックスからタグページや日付アーカイブをまとめてnoindex(検索結果に載せない設定)にできます。私はまずここから手をつけました。
それでも、5回目も不合格でした
ここまで書くと「じゃあ受かったんですね」となりそうですが、違います。
5月末にタグやアーカイブをnoindexにして、6月に内容の重なっていた食費関連の記事16本を2本に統合し、7月1日に5回目を申請しました。結果は7月10日、不合格。文面はやはり「有用性の低いコンテンツ」でした。
実はこの5回目、まだ片付いていない場所があるのを分かったうえで出しています。
- CPAP治療の記事が7本に分散していて、内容が重なっていた
- ブログ運営の日記のような記事が10本以上あった
- タグ202個は、noindexにしただけで数は減らしていなかった
全部きれいにしてから申請すると、どの作業が効いたのか分からなくなります。片付けの途中で一度出せば、「ここまでではまだ足りない」という線が引ける。だから残したまま申請しました。
結果は不合格。ですが、残していた場所が残っていた、という答え合わせにはなりました。次に何をやればいいかが、はっきりしたということです。
いま6回目に向けてやっていること
5回目の結果を受けて、今やっているのは「増やす」の逆です。
- CPAP関連の記事7本を、読者の目的別に5本へ統合
- ブログ運営の日記のような記事11本を、4本へ統合
- タグを202個から46個に整理(空のタグ26個と、記事1本だけのタグ130個を削除)
記事を書く時間を、記事を減らす作業に使っています。1年かけて増やしたものを、自分で削っているわけです。
統合した結果は、実際に見ていただけます。食費の記事は16本を1本にまとめた半年分の記録に、CPAPの記事は2年分のデータをまとめた記録になりました。どちらも「読者が何を知りたいか」で役割を分けています。
タグの削除には少し勇気がいりましたが、削除してもタグの紐付けが外れるだけで、記事は消えません。156枚のページが減って、サイトはずいぶん軽くなりました。
ここまで整理して、ようやく思い当たりました。私は記事を書きすぎていたのではなく、ページを増やしすぎていたのかもしれない、と。
そしてもう一つ、変えたことがあります。申請を急がないこと。
301リダイレクトやnoindexの設定は、Googleがもう一度サイトを見に来るまで結果に反映されません。それには2〜4週間かかると言われています。5回目は、6月の作業から3週間ほどで申請しました。反映が間に合っていなかった可能性は十分あります。
6回目は、サーチコンソールの数字が動いたのを確認してから出す予定です。
記事が少ない人ほど、ここは効くかもしれません
ひとつ気づいたことがあります。
タグや月別アーカイブは、記事数に関係なく増えていきます。記事が10本でも、タグを1本あたり5個付けていれば、それだけで50枚のページができる。私も気づけば、記事89本に対してタグを406回付けていました。
つまり記事が少ない人ほど、ブログ全体に占める「中身の薄いページ」の割合が高くなるということです。
「まだ10記事だから落ちたんだ」と思っている方。もしかすると、記事数ではなく比率の問題かもしれません。私は86記事書いても同じ通知でしたから、少なくとも「増やせば解決する」ではないことだけは、身をもってお伝えできます。
まとめ
- アドセンスに5回申請して、5回とも「有用性の低いコンテンツ」だった
- 記事は10本から86本まで増えたが、通知は一度も変わらなかった
- サーチコンソールを見たら、記事89本に対して記事以外のページが232枚あった
- タグを202個から46個に整理し、記事の統合を進めている最中
- 次は、数字が動くのを確認してから申請する
受かっていない人間の記録なので、「これをやれば受かります」とは言えません。ただ、記事を増やす方向は5回試して効きませんでした。
5回落ちてようやく気づいたのは、Googleが見ているのは記事だけではないのかもしれない、ということです。「記事を書くこと」だけがブログ運営ではなかった——1年かかって、そこにたどり着きました。
同じ通知を受け取って手が止まっている方は、記事を書き足す前に、一度投稿 → タグを開いてみてください。そこに何個並んでいますか。
6回目の結果は、良くても悪くても報告します。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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