はじめに
【体験談】アラフィフでも遅くない。
私は今、CPAP卒業を目指して少しずつ前に進んでいます。
それは、健康で自由な暮らしを取り戻したいのと同時に――
あの日、骨髄ドナーを断念した悔しさが、今も胸に残っているからです。
CPAP卒業を目指す理由
費用の負担
CPAP機器のレンタル費と2ヶ月ごとの診察代を含めて、月平均4,000円、年間およそ50,000円の出費があります。
この負担がなくなれば、家計的にも大きな助けになります。
日常生活の制約
毎晩のマスク装着や定期的なメンテナンス。
旅行や出張の際は必ずCPAP機器を持ち運び、どこにいても“CPAPを意識して生活している”感覚があります。
もし卒業できれば、もっと身軽で自由な毎日が送れるはずです。
骨髄ドナーの「適合通知」…でも断念
これは、少し個人的な話になります。
私は以前から定期的に献血に行っており、成分献血も続けていました。
その流れで、骨髄バンクのドナー登録もしてみたのです。
「まぁ型が合うなんて、そうそう無いよな…」と思っていた矢先――
登録から1ヶ月ほどで届いたのは、まさかの**「適合通知」**。
「マジか!やった!誰かの命の役に立てるかもしれない!」
そう思うと、心がものすごく前向きになりました。
上司に相談し、親に報告し、WEBで意思確認のアンケートも提出。
少しずつ準備を進めていました。
でも数日後、届いた連絡はこうでした。
「コーディネート中止」「1年間ドナー登録保留」
ああ……という気持ちと同時に、申し訳なさが込み上げてきました。
原因は明記されていませんでしたが、恐らく――
**「睡眠時無呼吸症候群」**が理由だったと思っています。
「無呼吸症候群」が理由だったのでは
骨髄提供には全身麻酔が必要です。
呼吸系にリスクを抱えている人の場合、麻酔の影響が大きくなる可能性があります。
睡眠外来の先生には事前に相談しており、
「麻酔科の先生がいれば、あなたの状態なら問題ないと思いますよ」
と話していただいていました。
それでも、コーディネーター側の判断は違いました。
「リスクの高い提供者」と判断された。
そう感じました。
だからこそ、健康を取り戻したい
私は、その時決意しました。
「健康を取り戻して、また誰かの力になれる自分でいたい」
CPAPを卒業することは、その一歩です。
もっと自由に、もっと健康に生きたい。
あの日感じた「誰かの希望になれるかもしれない」という気持ちは、今も私のモチベーションになっています。
完治に向けた私のアクションプラン
目標1:体重を落とす
現在90kg → 目標は標準体重の67kg。
高いハードルですが、挑戦します。
目標2:AHIの改善
現在、CPAP使用時はAHI0.8前後まで改善。
非使用時にどうなるかが鍵です。
先生からはこうも言われています。
「CPAP治療をしている人の半分は平均体重の人です」
「喉の形状という体質的な要因もあります」
「完治を目指すのは良いことですが、一生付き合う可能性もあります」
だからこそ、今できることを続けるだけです。
結び
健康になることは、自分のためだけじゃありません。
誰かの命をつなぐ力にもなる。
私はこれからも、CPAP卒業を目指して挑戦し続けます。
次回予告!
睡眠時無呼吸症候群の体験記は、今回でいったん一区切り。
次回は少しテーマを変えて――
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