こんにちはアラフィフおっさん【ヒデ】です
「どこにいくら使っているか分からないまま赤字家計」 「借りては返してを繰り返し家計はいつも火の車」 「入ってもすぐなくなるので給料日は憂鬱」 かつての私はこのような状態でした。 家計簿もつけておらず、ローン・保険・通信費に生活費など どこにどのくらいの支出があるのか全く把握できていませんでした。 そんな中で始めたのが家計簿をつけること。 毎月どのくらいの支出があるのか把握する事、家計の見直しをするためにまずは全体を 知る事、これを第一に始めました。 家計簿をつけ始めて数年、毎月の支出は勿論、年間で出る不規則な支出まである程度把握できるようになっていました。 ですがいくら数字を眺めてもどこをどのように見直せばいいか分からない。 それどころか逆に目先の節約に手をつけてストレスを溜め、体調まで崩すような状態でした。 転機となったのは、あるお金系youtubeチャンネルとの出会い。 そのチャンネルの動画をきっかけに「固定費を最適化する事が家計再生の第一歩」という考え方を知りました。 今まで行っていた修行の様な節電や節水、栄養バランスを無視した食費の削減など 目先の節約ではなく、保険やスマホ代、サブスク費・インターネット回線など 毎月決まった支出がある「固定費」こそ最初に見直す必要があった事を初めて知りました。 実際に固定費を見直す事で、毎月の支出は確実に減り少しずつ家計は改善されていきました。 しかし、それだけではまだまだ赤字家計は解消しませんでした。 次に取り組んだことは「変動費の見直し」 食費や書籍代、被服費に予算を設定し、予算内に収まる様に予算の管理を行いました。 「欲望に優先順位をつける」 同じ価格でもより満足度の高い、より価値を引き出せる物に支出する。 その考え方を繰り返すことで今までの様な「欲しいから買う」という買い物が減ってきました。 「家計簿で現実を知り、固定費で基盤を作り、変動費で整える」というサイクルを繰り返すことでようやく家計を”再生できる形”に整える事ができました。 この記事では、これまでの歩の総まとめとして 借金2,000万円オーバー、更には毎月90,000円以上の赤字だった家計を見直し、どの様に家計を立て直してきたのかを具体的に数字や実例を交えてお伝えします。 私と同じような生活をされている方、一つでも当てはまる内容がある方の家計の見直しの参考になれば嬉しいです。 結論ーーー2025年4月には毎月90,000円オーバーの赤字家計が、たった半年で黒字家計まで あと20,000円までに改善しました!
🟦 半年で家計はここまで変わりました
2025年4月時点、私の家計は毎月約9万円の赤字でした。
何にどれだけ使っているかも把握できず、借入金の返済や生活費が重なって、
給料日を迎えてもすぐに残高が消えていく状態。
しかし、家計簿をつけて現実を「見える化」し、固定費を徹底的に見直したことで、わずか半年でここまで改善しました。
📊 固定費の見直し結果(2025年4月 → 2025年10月)
| 項目 | 2025年4月 | 2025年10月 | 増減 | 改善ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 保険 | 27,000円(6社) | 15,000円(4社) | −12,000円 | 重複していた保険を整理、掛け捨て保険のみに |
| スマホ | 14,000円 | 9,000円(UQ) | −5,000円 | キャリア変更 |
| インターネット回線 | 12,000円(BBIQ) | 5,000円(マネフォ光) | −7,000円 | ネット回線以外のサービスを解約 |
| キャッシングリボ | 41,000円(3社) | 31,000円(3社) | −10,000円 | 繰り上げ返済+高金利分を優先返済 |
| カードローン | 18,000円(2社) | 18,000円(2社) | ±0 | 返済計画を維持中 |
| 住宅ローン | 90,000円 | 90,000円 | ±0 | — |
| カーローン | 20,000円 | 20,000円 | ±0 | — |
| NISA積立 | 30,000円 | 0円 | −30,000円 | 積立一時停止、現在のキャッシュを優先 |
| iDeCo積立 | 10,000円 | 5,000円 | −5,000円 | 積立額を調整してキャッシュフロー改善 |
| 養育費 | 30,000円 | 30,000円 | ±0 | — |
| 合計 | 292,000円 | 223,000円 | −69,000円 | 半年で固定費月6.9万円削減!(年82.8万円改善) |
― ターゲットはすぐ見つけた。でも実行は簡単じゃなかった ―
家計簿で支出の全体像を把握していたため、
どこに手をつけるべきかはすぐに分かりました。
しかし実際に「行動」するのは一筋縄ではいきませんでした。
保険:最初の成功体験と小さな後悔
6社契約・月27,000円という“保険重複”状態から見直しを実施。
必要最低限に絞り、月15,000円に削減。
解約返戻金も戻り、「やった!」と思ったものの…
そのお金で欲しかった家具や家電を買ってしまった(笑)。
今なら迷わずリボ返済に回していたでしょう。
スマホ:理解しても行動に時間がかかった
機種変更したばかりで即行動に移せず半年程様子を見ました。
「早く変えたいけど、、、」
葛藤の末、冷静に待ち、UQモバイルへ変更。
結果:14,000円 → 9,000円(−5,000円)
ネット回線:半年越しの長期戦
BBIQからマネフォ光へ。
更新月を狙って切り替え、**12,000円 → 5,000円(−7,000円)**へ。
必要なサービス維持できた状態で、コストも大幅削減。
変動費の見直しで“日常”を整える
― やるしかない、次は食費だ! ―
固定費は整い、副業も開始。
それでもまだ赤字。
次のターゲットは「変動費」――とくに食費。
深い理由はありません。
「一番金額が大きいから(笑)」ただそれだけでした。
食費:無理せず、健康と両立
家計簿で見ると平均44,000円。
「5,000円でもいいから減らそう」と始めた食費見直しチャレンジ。
無理な節約はせず、健康食チャレンジと並行。
結果:44,000円 → 35,000円(−9,000円)
「栄養を削らずに支出を整える」をテーマに、自炊・冷凍作り置きを定着化。
書籍代:サブスクをやめ、選んで読む
Kindle Unlimitedは合わずに無料期間で解約。
会社の福利厚生であった本要約サービスを活用し、
必要な書籍のみを月3,000円以内に調整。
結果:7,500円 → 3,000円(−4,500円)
被服費:節約ではなく“体の変化”
睡眠時無呼吸症候群の治療をきっかけに生活を改善し、
体重は105kg → 90kgに減少。
その結果、服のサイズが合わずにほぼ買い替え(笑)。
スーツや靴も新調し、一時的に支出増。
ただし2025年夏で買い替えが一巡し、今後は安定予定。
**“必要なものを必要なときに”**の買い物へシフト。
借金総額の推移と“見える化”の効果
| 項目 | 2025年4月 | 2025年9月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 住宅ローン | 15,115,000円 | 14,843,000円 | −272,000円 |
| カーローン | 2,700,000円 | 2,400,000円 | −300,000円 |
| A社リボ(18%) | 650,000円 | 480,000円 | −170,000円 |
| B社リボ(14.5%) | 470,000円 | 468,000円 | −2,000円 |
| C社リボ(14.5%) | 250,000円 | 227,000円 | −23,000円 |
| 太陽光・エコキュート | 1,100,000円 | 903,000円 | −197,000円 |
| 合計 | 20,285,000円 | 19,321,000円 | −964,000円 |
半年で約96万円減少。
何より大きいのは、「借金しては返す」サイクルから脱却しつつあること。
返してもまた借りる、ではなく
「返した分だけ確実に減る」状態へ。
ボーナスを“補填”の為だけに使うのではなく
ようやく“前進のために使う”段階に入りました。
次はこのような考え方に至るまでのきっかけの話をしていきます。
家計簿で“現実”を知る
― 現状を直視することが再生の第一歩 ―
家計再生の第一歩は、「節約」でも「副収入」でもなく、
現実を直視することでした。
当時の私は、支出の全体像を知らないまま“なんとなく節約”をしていました。
そこで始めたのが、家計簿の記録。
最初の目的は「支出を減らす」ではなく、
**“お金の流れを把握する”**こと。
家計簿をつけて分かったこと
| 区分 | 内容 | 主な項目 | 気づき |
|---|---|---|---|
| 固定費 | 毎月必ず出ていく支出 | 住宅ローン、保険、スマホ、通信費、養育費など | 思っていた以上に自動でお金が消えていた |
| 変動費 | 月によって変動する支出 | 食費、日用品、書籍代、被服費、ガソリンなど | “なんとなく買い”が多く、管理できていなかった |
| 特別費 | 毎月ではないが必ず発生する支出 | 固定資産税、自動車税、年払い保険、カード年会費など | 一時的な支出に備える意識がなかった |
数字を「見る」だけでは家計は改善しません。
でも、数字を「見なければ」何も始まらない。
家計簿を通して「お金の癖」が分かり、
無駄がどこに潜んでいるのかを把握できたことが、
この後の家計再生の礎になりました。
リベ大との出会いが人生を変えた
― 投資から入って、気づけば家計を学んでいた ―
2023年の年末頃、世の中では「新NISA」が大きな話題になっていました。
ニュースでもSNSでも「投資を始めよう」「今やらなきゃ損」といった言葉が飛び交い、
私も例に漏れず、焦るような気持ちでYouTubeを開きました。
当時の私は、投資についてはまったくの素人。
(とはいえ、実は会社の持株会には参加していたので、少しだけ“投資っぽいこと”はしていたんですけどね笑)
ただ、世間の波に置いていかれる不安が強く、
とにかく“投資系YouTuber”の動画を片っ端から見る日々が始まりました。
🦁 怪しいマッチョライオンとの出会い
そんな中で出会ったのが、あのマッチョなライオンでした。
最初は「なんだこのキャラ…怪しくないか?」と半信半疑。
でも、他のチャンネルとは違いました。
投資の話だけでなく、**「お金の5つの力(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)」**を総合的に育てるという考え方。
“お金の勉強=投資”ではなく、
**“人生の土台を整える学び”**としてお金を扱う姿勢に、初めて心が動きました。
💡「貯める力」=支出を減らす力との出会い
リベ大の中でも特に印象に残ったのが、
「貯める力=支出を減らす力」というシンプルな言葉。
それまで私は、「収入が少ないから貯金できない」と思い込んでいました。
でも、実際は“収入の使い方”に問題があったのです。
動画の中で両学長が繰り返し言っていた――
「収入を増やすより、まず“出ていくお金”を減らせ」
この言葉にハッとしました。
そして、固定費を見直すことこそが家計再生の最初の一歩だと理解したのです。
🛠 固定費見直しに踏み出す決意
そこから決断は早かったです。
まず手をつけたのは、保険・スマホ・インターネット回線の見直し。
「毎月自動で出ていくお金」こそが家計を圧迫していた原因でした。
同時に、投資への考え方も180度変わりました。
焦って始めたNISAの積立を一旦中止。
「将来の6〜7%の利益を狙う前に、いまの18%の金利負担を減らすほうが先」
――そう腹落ちできたのは、リベ大で学んだからこそでした。
iDeCoは完全にやめると手数料負けするので、積立額を月1万円→5千円へ減額。
まずはキャッシュフローの改善を優先することにしました。
💼 収入アップと「使う力」への学び
さらにリベ大では、「稼ぐ力」や「使う力」「守る力」も学びました。
副業での収入アップを目指してブログを始め、
支出を“削るだけ”でなく、“どう使えば満足度が上がるか”という意識も身につきました。
「お金は減らすだけじゃなく、人生を豊かにするために使うもの」
この考え方を知ってから、お金との向き合い方そのものが変わりました。
節約ではなく「最適化」。
貧乏マインドではなく、「整える思考」へ。
🌅 人生が動き出した瞬間
振り返ると、あのマッチョライオンとの出会いが、
私の人生を大きく変えるターニングポイントでした。
家計を整えることを通じて、
お金だけでなく、心の余裕や生き方までも整っていく。
まさに“家計再生”の本当の意味を知った瞬間でした。
家計再生を通じて得た気づき
― 「減らす」だけでは、再生はできなかった ―
半年間にわたる家計再生の取り組みを振り返って、
数字の上では確かに大きな成果が出ました。
・固定費 ▲69,000円
・変動費 ▲19,400円
・借金残高 ▲964,000円
・毎月の赤字 ▲90,000円 → ▲20,000円まで改善
この数字だけを見ると、「節約が成功した」と言えるかもしれません。
けれど、実際に得たのは**“数字以上の変化”**でした。
🔁 「借金しては返す」生活からの脱却
以前の私は、ボーナスが入るたびにリボを少しずつ返済しては、
数ヶ月後にはまた借りて生活費を補填していました。
返しても返しても減らない借金に、
「結局またか…」とため息をつく日々。
けれど、家計簿をつけ、固定費・変動費を整えることで、
**“借りなくても回る生活”**が少しずつ形になってきました。
今ではリボを使うことはほとんどなく、
ボーナスも「補填」ではなく「前進のための資金」に充てられるように。
減らすことより、“増やさない仕組み”を作る。
それが家計再生の第一歩だった。
この意識の変化が、私にとっての最大の成果です。
🧭 「節約」から「整える」へ
かつては、“我慢すること=節約”だと思っていました。
けれど、無理な節電や極端な食費削減は、
心も体も疲弊するだけで長続きしませんでした。
リベ大で学んだ「固定費の最適化」「支出の優先順位付け」
そして「欲望に優先順位をつける」という考え方を取り入れたことで、
ようやく**「我慢ではなく、選択で整える」**家計管理に変わりました。
今の私は、家計簿を見ても焦りません。
数字を“敵”ではなく“指標”として見られるようになったのです。
🪞 家計再生で変わったのは、お金だけじゃない
家計を見直す過程で、自分の生活・価値観・習慣すべてが変わりました。
・健康を軽視していた自分が、体を整える大切さを実感
・「将来に備える為に、今の生活を整える」意識が芽生えた
・そして、「お金の使い方は、生き方そのもの」という感覚を持つようになった
お金は、使い方次第で人生を支える“味方”にも、
気づかぬうちに縛る“鎖”にもなります。
半年間の家計再生で得た一番の学びは、
**「お金に主導権を握られず、自分で選んで生きる」**という感覚でした。
🚀 これからの目標
家計再生は、まだ道半ばです。
借金は2,000万円近く残っていますが、
“増えない仕組み”ができた今、ようやく本当の意味でスタートラインに立てました。
これからは――
✅ 借金の完済(5年以内に住宅以外のローン完済)
✅ 家計を黒字化し、再投資・貯蓄フェーズへ
✅ 健康と学びにお金を使える生活
この3つを軸に、引き続き“整える家計”を続けていきます。
次回予告
ここまで読んでくださってありがとうございました!
次回は——
ついに審査結果が届いた 「Googleアドセンス申請の結末」 をお届けします。
この半年間、ブログの立ち上げから記事の積み重ねまで、AIと二人三脚で歩んできた道のり。
果たして結果はどうだったのか?
そして、その結果をどう受け止め、次の行動につなげるのか?
リアルな体験として、正直な気持ちも含めてお伝えします。
次回もぜひ、ゆるっとお付き合いいただけたらうれしいです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!



コメント