こんにちはアラフィフおっさん【ヒデ】です
あなたは、歯医者に行くのは「歯が痛くなってから」と思っていませんか?「ちょっとしみるけど、まぁ我慢できるし…」と、見て見ぬふりをしていませんか?正直に言って、私もつい最近までそうでした。まさか、その「たかが歯」が、人生を“詰みかける”ほどの大問題に発展するとは、夢にも思っていませんでした。
50歳を目前にした今、生活習慣を見直し、心身ともに健康になろうと決意した矢先、長年放置していた一本の親知らずが、まるで過去の怠慢を突きつけるかのように、私に牙をむきました。歯科医から告げられたのは、「虫歯で中がスカスカ」「外科手術での抜歯が必要」という衝撃の診断でした。あの時、逃げていたら、今の健康的な生活も、未来の笑顔もなかったかもしれません。
この記事では、私が親知らずの抜歯を通して経験した、痛いほどの教訓をお話しします。なぜ、たかが親知らずがそこまで深刻な事態を招いたのか、そしてその経験が、いかにして私の健康観を根底から覆したのか。さらに、歯のメンテナンスがいかに生活の質を高めるか、その具体的な効果についても赤裸々に語ります。
これは単なる歯医者の体験談ではありません。健康を後回しにしてきた過去の自分への警鐘であり、そして、まだ間に合うあなたへのメッセージです。「歯は一生モノ」という言葉の本当の意味を、この体験記から感じ取っていただければ幸いです。
歯医者は「痛くなってから行く場所」だと思ってた僕が、親知らずで大失敗した話
「歯医者なんて、痛くなってから行く場所でしょ?」――長年、私はそんなふうに思っていました。毎朝の歯磨きはササっと済ませ、半年に一度の定期健診なんて考えたこともありません。冬場に水がしみることもありましたが、「我慢できるし、まぁいいか」と放置していました。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の治療を通じて健康への意識が変わり始めた私は、「今年は『歯』を見直す年にしよう」と決意しました。そして、重い腰を上げて近所の歯科医院のドアを叩きました。
診察台に座り、先生に口の中を診てもらった時、最初に言われたのは、少し呆れたような口調で、そしてとても残念そうな表情で…
「もう少し早く来てくれてたら…」
この言葉は、その後の人生で何度も自分に言い聞かせることになる、痛烈な教訓となりました。
親知らずが虫歯でボロボロ…歯医者で衝撃の診断
レントゲンを撮ってもらった後、先生から告げられた診断は、私にとって衝撃的なものでした。
「奥の親知らずが虫歯で中がスカスカになっていますね」
え?親知らずって、そのうち勝手に抜けるもんじゃないの?そんな都合の良い思い込みが、私の頭の中を駆け巡りました。しかし、現実はずっと厳しいものでした。長年放置していたせいで、親知らずは中で腐り、もはや虫歯治療ではどうにもならない状態だったのです。
先生は、深刻な表情で「この状態では、専門の口腔外科で抜歯が必要です」と、一枚の紹介状を私に手渡しました。その瞬間、血の気が引くのを感じました。このまま放置すれば、いずれは隣の歯までダメにしてしまう可能性があるとのこと。自分の中の「健康への意識改革」のチャンスだと思い、震える手で紹介状を握りしめ、決意を固めました。
口腔外科での親知らず抜歯…怖かったけど30分で終わった話
生まれて初めての口腔外科。抜歯は「手術」という言葉を使われるだけで、恐怖心はMAXでした。「抜くのに時間がかかるかもしれません」と事前に言われていたので、心の準備をしていたのですが…
実際には、わずか30分ほどで抜歯は終了。拍子抜けするくらいあっけなく終わってしまいました。術後の痛みも想像していたほどではなく、少し腫れたりはしたものの、大きなトラブルはありませんでした。
「怖がってたの何だったん?」
抜歯後、鏡に映る自分を見て、思わずそう呟いてしまいました。この経験は、私が長年抱えていた歯医者への恐怖心を完全に払拭してくれました。
その後のケアで「歯は資産」だと痛感
抜歯後、歯科衛生士さんから、歯石除去と正しい歯磨き方法の指導を受けました。この年になるまで知らなかったことばかりで、まるで目からウロコでした。
- 歯磨きの力が強すぎて、歯茎を傷めていたこと
- フロスを使うことで、歯ブラシでは届かない歯の隙間の汚れがごっそり取れること
- 毎日の地道なケアが、将来の自分の「歯の寿命」を延ばすこと
今では、当たり前のようにフロスを使っています。あの時、冬に水がしみていたのも、今ではすっかりなくなりました。「痛くない=問題ない」ではない、ということを身をもって実感しました。
健康メンテは“後回しにしがちな場所から”
歯や睡眠、そして食生活。これらは、ついつい後回しにしがちな部分です。しかし、今回の親知らずの件で、それらがいかに生活の基盤そのものか痛感しました。「早めに動くことの大切さ」を、この経験が教えてくれました。
今では、「毎年ひとつ身体のパーツを整える」という目標の一環として、**「歯は半年に1回は歯科検診」**と決めています。……なのに、前回の治療からもう1年が経ってしまっている現実(泣)。今年中に絶対に行きます。ここで宣言しておきます!
睡眠と歯、どちらも“生きていく基本”だった
以前、私は「睡眠時無呼吸症候群」をきっかけに生活習慣を見直した話をブログに書きました。今回の「歯の問題」と、以前の「睡眠の問題」。どちらも、あまりにも“あって当たり前”すぎて見逃していた部分でした。
- 寝る: 起きた瞬間から気分が沈んでいたらどうか?
- 食べる: どれだけ豪華な食事が目の前にあっても、噛めなかったら?
「寝ること」と「食べること」は、生きていく上で本当に基本中の基本です。どちらか一方でも不具合が出ると、毎日がジワジワと崩れていく。改めて、当たり前を大事にするって本当に大切だと気づきました。
まとめ:「歯は一生モノ」だからこそ早めに見直すべき
たかが歯、されど歯。この経験を経て、歯を放置していた過去の自分に、今なら全力でツッコミたいです。
「お前、そこで歯医者行っとけよ!」と(笑)。
もしあの時、歯医者に行っていなかったら、今も健康への意識は変わらなかったかもしれません。人生を変えるには、大きなことじゃなくて、**「ちょっとの決意」**で十分だと気づかされた貴重な体験でした。
前回の記事では「睡眠時無呼吸症候群」をきっかけに生活習慣を見直した話を綴りました。
まだの方はこちらもぜひお読みいただけたら嬉しいです
👇 睡眠時無呼吸症候群で生活激変
次回予告
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の更新は…「副業を考えたきっかけ編」を公開します!「副業ってみんな簡単に始めてるけど、自分にもできるの?」そんな疑問を抱えていた当時のリアルな葛藤と、小さな一歩を踏み出した経緯をお話しします。次回もゆるっとお付き合いいただけたら嬉しいです。
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