実録!睡眠時無呼吸症候群・治療編

健康と生活習慣

〜CPAPをつけて1年、人生が変わった話〜

「朝からもう、しんどい…」

かつての私は、休みの日すら疲れが取れず、
布団の中で1日を終えるような生活を送っていました。

原因は「睡眠時無呼吸症候群」――
そして、それを劇的に変えてくれたのがCPAP(シーパップ)治療でした。

前回は、そんな私が病気に気づいたきっかけから、
検査・診断を経て治療へ進むまでの流れをお届けしました。

👉 [睡眠時無呼吸症候群が発覚したきっかけと検査・診断までの流れはこちら]

今回はその続き。
CPAPを装着して1年が経過した今、どんな変化があったのか?

結論から言うと、人生が変わりました。

この記事では、治療初期のリアルな違和感から、
生活の変化、そして「もうCPAPなしでは眠れない」今の私の姿まで、
包み隠さずお届けします。


■結論:人生、変わりました。

大げさに聞こえるかもしれませんが、
CPAPをつけて1年――

「CPAP無しの生活はもう考えられません💦」

それくらい、体も心も生活も変わりました。


■CPAP治療開始から1ヶ月|違和感と効果の実感

正直、最初の数日は「本当にこれで眠れるのか?」という不安がありました。

  • マスクを顔に装着する違和感
  • 頭に巻くバンドの締めつけが強く、朝起きると鼻にクッキリと跡が残る
  • 寝返りで**マスクがズレて空気が漏れないか?**と気になってしまう

そんな状態で、「これは慣れるのに時間がかかりそうだな…」と
正直、半ばあきらめモードに入っていた部分もありました。

でも――
着けた“初日”の朝、すべてがひっくり返ったんです。


それまでの私は、
朝になっても疲れが抜けず、目覚ましが鳴っても「起きたくない」が先に来る。
とりあえずスマホを眺めながら布団で1時間…そんなのが日常でした。

それが、CPAPをつけて寝た翌朝。

「あれ?今日は目が開く…」
「頭がボーッとしてない…!」
「ていうか…ちゃんと“寝た”って感じがする!!」

そう、確実に“眠れた”実感があったんです。

これまで何年も、寝てるはずなのに寝た気がしなかった。
その感覚が、たった一晩でひっくり返った衝撃


もちろん、最初は機械の音や鼻にかかる空気の圧が気になったし、
決して快適100%とは言えませんでした。

でも、それ以上に――
「ちゃんと眠れた!」「朝がラク!」という実感のインパクトがデカすぎた。

これがあったからこそ、
「これは続けていける!」と自然に思えたんです。

最初の数週間は、慣れと調整の連続でしたが、
毎朝少しずつ「スッキリ感」が増していくのを実感できて、
“回復してる”という感覚が確実に積み重なっていきました。

■CPAP治療1ヶ月〜半年で起きた生活の変化とは?

この時期からは、CPAPが完全に**生活の“ルーティン”**として定着し始めました。

  • 出張や帰省のときも迷わず持参(スーツケースにはCPAP専用ポジションを確保)
  • 毎朝の「頭の重さ」や「体のだるさ」がほとんど気にならなくなる
  • 睡眠でちゃんと回復できるようになり、体の動きが軽くなる
  • 朝の寝起きもスムーズで、日中のパフォーマンスが格段にアップ

これまで「休日は寝て終わるもの」と思っていた私が、
この頃からは朝から掃除や洗濯をこなし、外に出てウォーキングまでしていることに、
自分でも驚くようになっていました。

「あれ、こんなに朝から動けるって…何年ぶりだろう?」

気づけば、以前の自分とまるで別人。
活動的になれたことで、日常そのものが“前向きなもの”に変わっていったんです。


CPAPが続けられた一番の理由は、
**“目に見えて効果がわかる”**からでした。

朝の感覚が違う。
1日の疲れ方が違う。
そして何より、**「もう一度、昨日のような朝を迎えたい」**と思えるようになったこと。

これは、単なる治療ではなく
「自分の人生を取り戻す」ための習慣になっていったんだと、今ならはっきり思います。


■CPAP治療6ヶ月〜1年|維持と習慣化のリアル体験

冬の時期に入ってから、ちょっとした変化も。

  • 鼻づまりが気になるようになり、点鼻薬を処方してもらう
  • 着用に慣れてきて、劇的な感動は落ち着く
  • でも、着けずに寝落ちした日の翌日には「眠気」や「だるさ」を感じる

つまり、CPAPの効果はやっぱり大きかったんだなと再確認できる期間でもありました。


■現在の状態と日常の変化

最近は仕事の疲れや加齢(泣)で、たまに着けずに寝てしまうことも。
でも途中で起きて、ちゃんとCPAPを装着して寝直す――
それくらい、自分にとって必要な存在になっています。

診察も、以前の毎月ペースから現在は2ヶ月に1回に。
数値はずっと安定しており、一般の人と変わらないレベルまで改善しました。


■【ビフォーアフター】CPAP治療前後で変わった休日の過ごし方

生活で一番変わったと感じたのが「休日の過ごし方」。
以前は“寝ても疲れが取れない休日”…
今では“有意義に過ごせる休日”に変わりました。

ここで治療前と治療後のビフォーアフターを比べてみます👇


💤 治療前:何もしないで終わる休日

  • 起きても布団でゴロゴロ(起床に1時間以上なんて事も)
  • 朝からダルおも…午前中から体はキツい
  • 昼食後も横になる→気づけば夕方
  • 休日が“終わっていた感”が常にあった
  • 夜も寝つき悪く、翌日もダルい

💪 治療後:自分の時間を取り戻した休日

  • 朝6時台に自然に目覚めて活動開始
  • 洗濯・掃除・家庭菜園なども朝のうちに済む
  • ウォーキングなど積極的に体を動かすようになった
  • 昼食後に15分だけ仮眠→午後はブログや勉強タイム
  • 有意義な一日を感じられるように
  • 夜もスムーズに眠れ、週明けも快調!

◼️治療前と治療後の休日の過ごし方

📊 治療前と治療後で、ここまで休日の過ごし方が変わりました!
睡眠の質が整うことで、1日の充実度がまるで違ってきます。

■意識の変化:人生が前向きに動き出した

CPAPをつけて1年――
今振り返ると、ただ眠れるようになっただけではありません。

  • 毎朝スッキリ目覚めることができる
  • 休日を有意義に使えるようになった
  • 日中も集中力が続くし、心まで前向きになる

以前は「寝ても疲れが取れない」が当たり前だった私が、
今では「寝ればちゃんと回復できる自分」に変われました。


もう、治療前のあの状態には戻りたくない。
それが今の正直な気持ちです。

CPAPがゴールではなく、「人生を変えるスタート」だったんだ――
そんな感覚すらあります。


もしここまで読んで、

「自分ももしかして睡眠に問題あるのかも…?」

と思った方は、
まずは無呼吸症候群に気づいたきっかけや検査の流れを知っておくと、イメージがつきやすいかもしれません。

👉 [前回の記事はこちら|無呼吸症候群が発覚したきっかけと検査・診断までの流れ]

私も最初は“ただのいびき”と思っていましたが、
まさかここまで影響しているとは思っていませんでした。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。


📅 次回予告

次回は
「CPAP治療から1年、今後の目標とリアルな課題」
についてお届けします!

📅 公開予定日:6月25日(水)夜

次回もゆるっと、お付き合いいただけたらうれしいです😊

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